2024.11.18
大本営発表
厳しい真冬。様々な生きものがどのように命をつないでいるのかを博物館の方々が現地で解説してくれました。
「冬の生きもの観察会」(森林公園)、30名以上の方が参加しました。
たまに足を取られやすい雪道を学芸員の方の話を伺いながら散策します。
倒木など朽ちた木の樹皮の中にはクモや小さな昆虫、粘菌などが見られます。
木に残るのは鹿が角をこすりつけた跡
角(ふくろ角)がかゆいのでゴシゴシこすっているようです。もしかしたらマーキングも。
クマゲラなど様々なキツツキの穴
穴をあけた木の硬さやその大きさでキツツキの種類も推定できるそうです。
地面に広がっているのはある動物の糞。人気の動物ですが警戒心の強いのでそっとしておきます。
定番の鹿の足跡。歩き方によって生まれる動物のツメの違いも興味深く話してくれました。
静かな冬の森林公園。じっくりと観察すると、生き物たちの厳しいサバイバルへの躍動を感じさせてくれます。