2024.11.18
大本営発表
コレラが世界的に大流行したのが20世紀の初め頃。
もともとインドの風土病であったのが、当時世界を席巻していたイギリス(東インド会社)が交易を通じて流行に至りました。
日本も江戸から明治にかけて何度か広がり、虎狼狸(コロリ)の名で恐れられました。
コレラは公衆衛生の重要性を人々に浸透させ、そのためのインフラ作りに「大きな政府」が求められ、その後の世界史の流れに強く影響を与えました。
天然痘、ペスト、スペイン風邪、そして今回の新型コロナ(後でどんな命名となるでしょうか?)
これらの感染症が流行する必然的な背景があるとともに、感染症の大流行(パンデミック)は社会の変化を加速させる作用があるようです。一体、どんな時代を私たちは迎えるのでしょうか?