2024.11.18
大本営発表
標茶では放牧していた牛がクマに襲われる被害が散発。
札幌でも住宅地をクマがうろついていたというニュースが報道されていました。
これまで2回、ヒグマに遭遇 Σ(・□・;)
最初は道路を横切る姿。一瞬、和牛が逃げているのかと…(足寄町)
車の中でもあったので、森へと駆け込んでいく二匹の後ろ姿の撮影できました。
2回目はトムラウシ山の登山道。おおいにビビりました (;゚Д゚)
初めてクマ撃退スプレーの安全ストッパーを外す。
幸い向こうが立ち去ってくれましたが、その様子を撮る余裕など皆無でした。
姉崎等さん(アイヌ民族最後の狩人)が語り、片山龍峰さんが聞き書きした本です。
自らの体験を通じて得た姉崎さんの知識、図抜けた精神力には終始脱帽!スゴイ本でした。
クマはヒトを恐れている。ヒトの存在をいち早く察知し、遭遇しないように過ごしている。ところがやむを得ない状況で実際にヒトと相対したらあまりに弱い。美味しいものさえ持っている…こんなことを覚えてしまったクマは手がつけられない存在になってしまいます。
クマにあっても決して逃げない(全力で走ってもクマの速力とは全く勝負にならない)。たとえ腰が抜けても目をそらさずにじっとクマの動作を見つめ、自分の方が強いぞという気力を途切れさせないのが唯一の道のようです。